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CBDの販売が出来なくなる!?最終製品の検査をスタンダードにする取り組み

最近SNSやネットでよく目にするCBD。今日では、大手量販店のドンキホーテや老舗デパートの伊勢丹などが化粧品からスポーツ用品まで幅広い分野にてCBD製品を取り扱っています。

一方で国内のCBD最終製品の検査事情を見てみると、安心してCBDを使用できる環境にないのが現状です。そこで当記事では「なぜ検査が必要なのか」から「どうしたら検査を受けられるのか」まで詳細にお伝えします。

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1. 国内の現状

厚生労働省が2020年5月に正規輸入方法を一本化。それと同時に海外メーカーの参入、多くの国産ブランドの展開など国内CBD市場は非常に活性化してきています。

 

2020年12月の段階では、国産ブランドとして存在していたのは約40社ほど(当社調べ)。1年後の2021年12月現時点で確認できる国産ブランドは248にまでのぼります。

 

2011年にワシントン州とコロラド州で嗜好用大麻が合法化され、マリファナ市場が急速に成長したことから、グリーンラッシュと呼ばれるようになりましたが、国内でも小さなグリーンラッシュのような現象が起きています。

 

しかし、市場が急速に伸びる一方で、CBDという今までにない新しい製品カテゴリのため様々な問題が出てきています。その中でも深刻な問題の一つが、最終製品の検査不足です。

弊社が独自に調査したところ、上記国産ブランド248社のうち最終製品を検査していることが確認できたのはわずか6社しかありませんでした。また、製造バッチごとに検査をしていることが確認できたブランドはひとつもありませんでした。

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2. CBD最終製品の検査とは

一方で国内のCBD最終製品の検査事情を見てみると、安心してCBDを使用できる環境にないのが現状です。そこで当記事では「なぜ検査が必要なのか」から「どうしたら検査を受けられるのか」まで詳細にお伝えします。

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3. 最終製品の検査の重要性及び世界情勢

上記で述べたように、現在では最終製品を製造ロット毎にフルパネル検査をすることがグローバルスタンダードになっています。

医療用・嗜好用大麻が合法化しているアメリカの州では、乾燥大麻や食品・ベイプ・化粧品など製品形態を問わず、法律によりロット毎のフルパネル検査が求められていましたが、ヘンプ由来(CBD)製品においてはそのような法律が定められていませんでした。

これまでは製造会社のリスクヘッジや、品質管理という側面から自ら進んで検査を実施していた会社やブランドがほとんどでしたが、今年に入って様々な州や国で規制が始まりました。


以下に代表的なものを紹介します。

コロラド州
2021年8月5日 全てのヘンプ由来製品に対し、106種の規制農薬を含むフルパネル検査の実施

及び製品ラベルにカンナビノイド含有量の記載を義務付ける法案が可決される。

2021年10月15日 法案施行開始。


カリフォルニア州
2021年10月6日 全てのヘンプ由来製品に対し、フルパネル検査の実施及び製品ラベルに検査結果を確認できるQRコードもしくはウェブサイトへのリンクが義務付けられる法案が可決


イギリス
2021年4月1日〜

全ての経口摂取CBD製品においてフルパネル検査を義務付ける法案施行開始。


その他に、ワシントン州やオレゴン州など複数州でもすでに法案に関する議論が始まっています。


このような流れになっている背景には様々な要因があります。

・粗悪品の横行

CBD製品と謳っている製品にCBDが全く含有されていなかったり、記載されている含有量よりも大幅に少ない含有量の粗悪品が多く確認されていた

・人体に影響のある成分含む製品が販売されていた

CDCが発表した統計によると、2020年2月時点で、アメリカ国内およびアメリカ領において電子タバコやベイプ製品が原因での入院もしくは死亡事故が2807件確認されている。(死亡68件)

研究結果によると、この以上な数字にはベイプリキッドに希釈剤として添加されていたビタミンEアセテートが深く関連しているという。

 

 


実際に、ある検査機関が市場に出回っている製品を独自に検査したところ、禁止成分のビタミンEアセテートが検出されたり、基準値の数百倍以上の残留農薬が検出されたこともある。

(ソース:Contaminant Analysis Of Illicit Vs Regulated Market Extracts


「食品・化粧品・吸引製品と製品形態を問わず、体に取り入れるものはフルパネル検査を」

CBDの原産国や含有量はもちろんのこと、その他原材料は何なのか、人体に影響がないのかどうかを検査してから販売することは、長期的に考えるとリスクヘッジになり、エンドユーザーに安心感を与えます。

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4. 提携先:Anresco Laboratoriesについて

上記のことを踏まえ、国内でもフルパネル検査を新たなスタンダードにするため、弊社は2021年8月よりカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く、Anresco Laboratorieと提携を結びました。

Anresco Laboratoriesは、1943年から食品検査機関としての実績と長い歴史を持ちます。Anrescoが提供する高品質サービスは様々な国の政府や機関から高く評価されており、日本政府厚生労働省指定検査機関としても認定されています。

 

取得認証及び認定

厚生労働省指定検査機関

Anresco Laboratoriesは、独立検査期間として75年以上の歴史を持ち、アメリカ国内で最も権威のある民間検査機関の一つとして知られ ています。

カリフォルニア州で唯一、ISO17025認可・アメリカ食品医薬品局(FDA)登録・アメリカ環境研究所プログラム(EL AP)認可を持つ 検査機関です。

また日本政府厚生労働省よりその優れた検査能力を高く評価されており、指定検査機関として登録されております。

指定検査機関とは、海外から食品や食用容器・包装などを輸入する際、その製品が日本の規格に準拠しているかどうかを輸出国にて検査を実施する能力を有する検査機関を指します。

 

 

Anresco Laboratoriesのミッション

Anresco Laboratoriesは倫理的で、正確で、独立した最高品質の分析結果をお届けすることに専念します。

また高水準の品質システム・最先端の技術及び技術的な専門知識と優れたカスタマーサービスをお約束します。

 

Vice President ザッカリー・アイゼンバーグよりメッセージ

 

現在世界中で多くの方々が、痛み・ストレス・不安感・うつ症状を和らげるため等、健康上の理由でCBD製品を使用しています。しかし、含有量などが不当表示されてしまうと、効果的かつ継続的に摂取することが出来ず、CBDの潜在的能力を最大限に引き出すことが難しくなります。また、製品に農薬や重金属などの汚染物質が含まれてしまった場合、既に何かで苦しんでいる方々を更に苦しめてしまう恐れがあります。

我々Anresco Laboratoriesは、USDA(アメリカ農務省)やDCC(カリフォルニア州大麻管理局)、CDPH(カリフォルニア州公衆衛生局)が求める高い基準を満たす安全かつ正確な分析を提供しています。

この度、Next Gen. Importsと提携を結び、我々が長年培った知識やサービスを日本の皆様へ届けられることを嬉しく思います。

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5. 価格&サービス

フルパネル検査

DCC(CDPHE)が定める規定に準拠しているかどうかの確認

研究開発のための単体検査

6. 認証マーク

最終製品の製造ロット毎にフルパネル検査及びDCC(CDPHE)が定める規定をクリアした製品につきまして、Anresco Laboratoriesより認証マークを発行します。

この認証マークを製品外装やラベルにご自由にお使いいただけます。

 

製造工場としてのリスクヘッジのため、より多くのエンドユーザーに安心して購入いただけるようこの機会に是非お申し込みください。